介護業界が抱える問題としてまず挙げられるのが少子高齢化です。少子高齢化により労働人口が減ると、経済が停滞します。生活水準における社会保険費の負担が増加し、特に若い世代の生活が圧迫されます。このままいくと2060年頃には2.5人に1人が高齢者になると予想されており、それに伴い介護職員の需要は伸び続けていくでしょう。また、平均寿命と健康寿命の差が大きくなっているため、高齢者が介護や医療ケアを必要とする期間も伸びています。
続きを見る介護を必要としているにも関わらず介護サービスを利用できない人を介護難民と呼びます。社会の少子高齢化が進むにつれ、年々増加傾向にあります。この流れが続くと、2025年には約43万人もの高齢者が介護難民になると予想されます。高齢者が増加したことだけでなく、介護施設の不足や家庭内で介護ができないことなどが増加の原因と考えられています。介護難民の増加を抑えるために、国は「介護施設や介護職員の増加支援」「外国人介護職員や介護ロボットの導入」など様々な対策を講じています。
続きを見る高齢者が高齢者の介護を行う状態を老老介護と呼びます。高齢となったパートナーの介護だけでなく、親の介護をする子どもが高齢者であるケースも少なくありません。厚生労働省の調査によると、在宅介護をしている世代の半数以上が老老介護状態であることも判明しています。介護は負担の大きい作業が多く、身体機能が衰えている高齢者には過酷です。また、介護によるストレスで認知症の発生リスクも高まります。介護をする側とされる側が共倒れになってしまう危険性があるのです。
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